歴3年の私がアクアリウム用品を買い直すとしたら選ぶもの

アクアリウム用品買い直すとした

 

あなたがアクアリウムを始めていくのに大変な時期のひとつが、用品を揃えていくことです。

趣味として始めていく意欲こそあれど、初期投資としてはやはり高い部類の趣味になりますから、適度な知識と理想とする水槽をイメージしておかないと私のように出費を後悔することになるかもしれません。
事実私は余らせてしまっているものがたくさんありました。

私はアクアリウムを始めて3年が経ちます。しっかりと管理するためにいろいろな知識をつけながら、今は90cm水槽と60cm水槽を管理しています。
もしかしたら買わなくても良かったものもあったのではないか?他に有効利用できるところがあったのではないか?
そんな私の失敗経験と、今選ぶとしたらどのようなものを選ぶのかをご紹介します。

あなたがアクアリウムを始めるときに、私の失敗談もきっとあなたの力になれるでしょう。

 

3年前に購入した水槽

 

私がまず最初に購入したのはADA(アクアデザインアマノ)のキューブガーデン、60cm規格水槽でした。

ADAの水槽は主にブランド志向の方が好む水槽だと思います。当時の私は水槽のスペックなどを見て選ぶよりも、スタイリッシュなホームページとその他備品のデザイン性の高さからADAの水槽を購入したのを覚えています。
実際のところ水槽自体は今までヒビも入っておらず、キズもほとんどないので品質としてはとても満足のいくものだったと思います。

しかし、私はこの水槽を購入したことを後悔しています。

 

ブランド志向になりすぎないこと

 

デザイン性の高い製品を作り続けているADAは、もちろん広告もスタイリッシュに行っているためか他社の水槽に比べて割高になっています。
他社のオールガラス水槽と比べると以下のとおりです。

(データは2017年6月現在、ADA公式サイトとチャームオンラインショップより価格を表記しました。)

 

社名 製品名・型番 ガラス厚 価格(税込) 付属品
エーハイム EJ-60 6mm ¥3500- ガラス蓋2枚・蓋受け6個・マット
Aqullo アクロ60N 5mm ¥3680- 蓋受け2本・専用マット
コトブキ工芸 レグラスフラット F-600S 5mm ¥4570- ガラス蓋・蓋受け2個・ウレタンマット
GEX グラステリア 600ST 5mm ¥4970- ガラス蓋・蓋受け・専用マット
 ADA キューブガーデン 6mm ¥9720-  蓋受け(フック)4個

 

他のメーカーに比べ、付属品の少なさを見ると2倍以上の開きがあります。代わりにガラスの厚みが1mm厚く、シリコン部分の仕上げには定評があります。

しかし、アクアリウムをこれから始める人にとってこの5000円の差はかなり大きいと思います。差額分でヒーターや、フィルター購入資金に回すことも賢明な判断ではないでしょうか。
もちろんADAのガラスの美しさはありますが、私個人の見解では60cm水槽のガラスの厚みだとさほど体感では変わらないと判断します。

 

自分が思う妥当な大きさを判断する

 

人それぞれ飼いたい熱帯魚・水草の種類などのスタイルは違います。
熱帯魚がメインなのか、レイアウトがメインなのかで選ぶ水槽は全く違うものになります。

私があなたにぴったりの水槽を選ぶことはできません。しかしあなたが選ぶ力を強くする手伝いはできると思っています。

 

もし今から水槽を選ぶなら

 

私が再度水槽を選ぶとすれば、90cm水槽の高さが60cmあるハイタイプを購入すると思います。
資金的に余裕があればADAでも問題ありませんが、困窮しているようであれば他メーカーの水槽を選ぶでしょう。

この大きさにする理由には2つあります。

 

理由1:60cm規格水槽では思ったようにレイアウトできないから

 

60cm規格水槽と90cmハイタイプ水槽では横幅、高さ、奥行き全てのサイズが違います。
その中でも私が重要視するのは奥行きと高さです。

まず私がやりたいレイアウトとしては流木に水草を活着させ、水中にはアポノゲトンが後景にそよいでいて、水面からも水上葉が飛び出すような自然に近いものです。
それをするためには圧倒的に高さが足りませんでした。

後景の低床は遠近感を出すために高さを出すことがレイアウトの基本なのですが、その盛り上がったソイルに草丈の長い水草を植えてしまうとどうしても窮屈に見えてしまいます。
そして奥行きがあればあるほど、大きな石や流木をレイアウトするときに、より簡単にレイアウトできます。

60cm水槽の奥行きでは初心者がうまくレイアウトするにはとても短すぎるのです。

 

理由2:水量をより多くできるから

 

水量と水質の安定の関係はとても強いつながりにあります。

水量が多ければ多いほど水質は安定するようになり、換水の手間も大きく変わるでしょう。バクテリアの総量が多くなり、足し水のみの管理も可能です。これは水量に対する生体の数が相対的に減るため、水を汚さずに済むのです。

私がアクアリウムを続けていくときに重要視しているのが、できる限り面倒なメンテナンスなどを排除することです。
フィルター掃除や水草のトリミングも含むメンテナンスを少なくするために、あえて水槽を大きくするというのも、アクアリウムでは選択肢の1つと言えるでしょう。

 

後悔しない水草選び

 

購入した水草もこれはいらなかったな、と思うものも多くありました。

初心者であるがゆえに「この水草をちゃんと育てられるかな?」という不安でより簡単な水草から育てていってしまい、今後の水槽のスペースを圧迫していくのです。
私の場合は結果的に育てることのできる水草の方が多く、時にレイアウトの邪魔となることもありました。

あなたが何もイメージすることなくアクアリウムを始めると、水草を厳選して購入しレイアウトしていくのは難しいと思います。
なのでどんな水草が育てたいのか、厳密に判断し、できる限り少ない量を購入していくとうまくいくはずです。
最終的にはトリミングで捨ててしまうこともよくあることですから、少量を増やすのを楽しんでみてください。

とはいっても一番最初から育てにくいと言われている水草を購入するのはとても勇気のいることです。多少値段の張るものもあります。
私はそういった希少価値のあるものを大切に育て上げて美しい状態に保つことが、アクアリウムの腕前をあげる近道であると思います。

あなたがこのサイトで学んだ知識で適切な用品を揃えていけば、ほぼ100%の水草を育てることができるはずです。どんな水草でも美しい状態に維持することができます。

選択肢が狭められているからこそ後々の後悔が伴いますし、レイアウトの進歩も見えにくくなってしまうと思います。
難易度が高い水草も、最初からco2の添加をしっかりと行い、適切な照明を使えば育てることができます。

 

もし私が水草を選ぶなら

 

私はロゼッタ型の水草と陰性の水草が好きなのでそれをメインに8種類くらいを目処に購入する思います。
あまりに多すぎる種類を購入すると、大きく水草が育っていくにつれて手狭に感じてしまいますから、ある程度の種類でレイアウトを構成するでしょう。

特に有茎草などを安易に植えてしまうとトリミングに追われてしまうので、私なら購入は慎重になるはずです。
さらに私はトリミングなどの手間はできる限り減らしたいので、ロゼッタ型・陰性などの成長の遅い植物をメインに植えます。

 

二酸化炭素の添加

 

あなたがこれから水草レイアウトをするうえでco2の添加は大きな障害になるかもしれません。使用器具も一般的ではなく、またその方法も多岐に渡るからです。
co2の添加には3種類の方法があり、それぞれのメリットデメリットがあるために選択を迷いがちです。

  • 発酵式二酸化炭素
  • 小型ボンベ
  • ミドボン

この3種類はランニングコスト、イニシャルコストの面で全く違ったものとして見ることができるので、私は当時とても迷いました。
3年前の私はイニシャルコストを捻出する熱い気持ちがなかったために、発酵式二酸化炭素を作ってみることにしました。

 

最安値徹底比較!コスパを重視した二酸化炭素の添加方法とは?

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発酵式二酸化炭素での失敗と成果

 

実際に運用してみて、私には発酵式二酸化炭素の添加は煩わしく、維持することはできませんでした。
継続して器具と溶液をつくる面倒はトリミングなどの手間よりも更に大変なものでした。

しかしそれと同時にco2のディフューザーがら出る細かな気泡と、 水草の出す気泡に魅入られていきました。
より細かな気泡をディフューザーから出すためにはどうしたらいいのか、より効率的にco2を水中に溶かすとしたら、など様々な研究をして改善を重ねていきました。

その結果に辿り着いたのがミドボンという選択です。そこまでには2年もの歳月を要しました。

 

アクアリウムに使うディフューザーには絶対にこだわるべき

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初心者にこそミドボンを

 

あなたが本格的に水草水槽を作っていくのなら、絶対にミドボンを導入すべきです。これは間違いなく、水草を育てていくのに有効です。
発酵式・小型ボンベともに、交換などの手間が何度もあなたの大切な時間を削ります。
その時間をぜひ素晴らしいレイアウトの発案や、育てている熱帯魚の状態を管理する時間としてつかってほしいのです。

私が今選ぶとしたら絶対にミドボンを最初から導入し、自由に水草レイアウトを楽しむことでしょう。

 

手順全図解!ミドボンを使った二酸化炭素添加方法

2017.05.29

 

最初に選んだ照明

 

あなたが熱帯魚飼育を想像した時に思い浮かべるのが、この据え置き型蛍光灯ではないでしょうか。
もっともよく見る形であり、古くから愛されている飼育用の照明です。昨今でも使用しているアクアリストの方は大勢います。
その想像を具現化しようとしていた私は、フィルターや二酸化炭素の添加というものを知る前に、据え置き型の蛍光灯を結局3台も購入してしまいました。

3台も購入してしまったのは理由があります。

これは2灯がいいのか3灯がいいのかわからずに、結局他のものの方がいいのではないかと右往左往してしまった結果です。
計4灯の蛍光灯を据え置き型2台で再現してみたり、蛍光灯の種類を変えてみたりと様々なことをしました。外部フィルター設置の配管すらも考えていなかったために4灯など設置できるはずもなく、長らく据え置き型2灯蛍光灯を設置し、水草の育成に苦労することになりました。

この選択は初心者ならではの「無駄な出費」の最たる例であり、知識と経験さえあれば絶対に起こりえないミスだったと思います。

 

手間を減らすためにヴォルテスを購入

 

90cm水槽の購入に踏み切るにあたり、カミハタ ヴォルテスを計6灯購入しました。

これは少しでも管理の手間を減らすためにオープンアクアリウムにしようと思い導入したのですが、これがとても良い決断になりました。
十分な光量にすることで水草の育成がかなり容易になり、さらに水草を綺麗に育てようと二酸化炭素の添加、さらにはミドボンの導入に踏み切ることになったのです。

安物買いの銭失いとはよく言ったものですが、ことアクアリウムにおいて「イニシャルコストを我慢することが最終的なコスパの良さ」につながっていくことが私の失敗でよく表れていると思います。

 

やり直せるなら90cm水槽にヴォルテス4灯

 

もしこの失敗をなくして再スタートできるのであればヴォルテスを吊り下げ式で設置し、十分な光量で水草の育成をしたいと思います。

あなたが想像する水草水槽には多分フレームのない綺麗なガラス水槽に、吊り下げ式の照明がついているはずです。

そんな綺麗な水槽を最初から管理できるとしたらこれ以上幸せなことはないと思います。
初心者こそしっかりと最初に資金を投じることが無駄な出費を抑えることになるので、設備だけはしっかりとしたものを選ぶようにするとストレスなくレイアウトを表現することができると思います。

 

 

フィルターはエーハイム2217で決まり

 

私の選んだ設備の中でも、唯一最初から正解を選んだものがこのエーハイム2217です。

エーハイム2217は外部フィルターで割とモーターのパワーが強く、60cm水槽ではアクセサリーをつけて水流をコントロールしたくなるくらいパワフルです。
しかしながら60cm水槽ではやや過剰ろ過ぎみに、90cm水槽では丁度いいろ過容量を持っているので、ぜひ選んでほしいフィルターの一つです。

(購入の際は周波数帯に注意しましょう。60Hzが西日本用、50Hzが東日本用です。)

そこまで自信を持てる理由が3つあります。

 

理由1:水漏れを起こすことがない

 

エーハイムには2217のようなクラシックシリーズと、2071のようなプロフェッショナルシリーズという新しいラインナップが存在します。
プロフェッショナルシリーズはろ過槽を分けて設置することができたり、呼び水を自動ですることができたりと、様々な良い機能が備わっています。

しかし、ネット上でのレビューを見るとパイプ接続部の仕様がクラシックシリーズと違うためか、水漏れをした!というようなものもあったのです。
私自身は使用したことがないのでわかりませんが、そのようなことが起きてしまったという情報もあるということがプロフェッショナルシリーズをオススメ出来ない理由です。

私が今まで2217を使ってきて、水漏れを起こしたことは1度もありません。3年間、フィルターの掃除を何度もしましたがただの1度もないのです。
これが私がオススメできる大きな理由の一つです。

そして私は1度テトラ社のフィルターを使用したことがあります。

中古での購入だったため何とも言えませんがテトラEXフィルターを2台購入し、2台とも水漏れを起こしてしまいました。何度も原因を探したのですが、どうやら斜めにすると漏れてしまっているようで、もうどうしようもなく押入れの奥に眠っています。もしあなたがエーハイムのフィルターを購入するときには、1度も浮気しない硬派な人間であってほしいと思います。

 

理由2:老舗メーカーの堅牢なつくり

 

エーハイム社は1949年に創立し、アクアリウムのフィルターを1963年に開発しています。約60年もの間、フィルターを作り続けているのです。

そんなエーハイムのフィルターの評判として「壊れない」という製品として最高の評価を得ています。
10年以上使い続けている方もザラにいますし、中には20年使い続けているという方もいます。コストパフォーマンスとしては最強と言わざるをえないでしょう。
そして長く同じものを作り続けている会社だからこそ、万が一故障が起きてしまってもパーツを手に入れるのが容易というのも生命を扱っているアクアリストとしては安心できるポイントです。

そんな評判のエーハイムのフィルター、私の環境においても未だに壊れていませんし、故障も一度もしていません。そろそろインペラーの故障が起きてもいいくらいの時期なのですが・・。

 

私が買い直すラインナップまとめ

 

あなたがもし私と同じように水草のレイアウトを楽しみたいのであれば、ぜひ私と同じような環境をそろえて初めてほしいと思います。

どれも私が今現在、一番いいと思うものをリストアップしました。これでやってみて失敗した!と思ったのであれば私よりもいい製品を選ぶアクアリストとして、もうあなたの才能は開花していると思いますし、私よりもアクアリウムを楽しんでいることでしょう。

以下に選ぶものをまとめておきます。

  1. ADAまたは他メーカーの90cm水槽
  2. 厳選した水草
  3. ミドボンと周辺設備
  4. カミハタ ヴォルテスを4灯
  5. エーハイム2217

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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